ふっくらとした手

記者:原 新子

黒田さんと初めてお会いしたのは「窓友会7周年パーティー」の会場でした。

実のところ、黒田さんのことは「反戦と差別をなくす活動」をされている方くらいしか存じ上げていませんでした。

志を同じくする方、長く親愛の情で結ばれた方たちの晴れのパーティーに、入会して間もない私が参加しても良いものかと、場違いではないかと、不安でいっぱいでした。

受付で、黒田さんは、たくさんの方たちに囲まれて談笑されていました。

やさしい笑顔でした……。目が合い、「四国から参りました原です」と消え入りそうにご挨拶しますと、親しみを込めた満面の笑顔で「遠いところ、ようこそ」。両手で握手をしてくださいました。

黒田さんのふっくらとした手の温かかったこと、柔らかかったこと……。

今も、あの時のぬくもりと感動が忘れられません。

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