稲スポーツセンター

記者:栗原佳子

 府が廃止を撤回へ

▲稲スポーツセンター

橋下徹氏が府知事時代、廃止を打ち出した大阪府箕面市の障害者スポーツ施設「大阪府立稲スポーツセンター」。2月17日、利用者や家族がつくる「守る会」が府庁を訪れ松井知事と面談、その席で知事は一転、「廃止撤回」を明言した。

発端は昨年9月、橋下氏が廃止条例案を府議会に提案したこと。突然廃止通告を受けた利用者らは「守る会」を作り存続を求めて署名活動などに取り組んできた。

今後、府は稲スポーツセンターを児童福祉施設に改修・転用とする一方、敷地内に障害者向けの体育館を建設する方針だという。念願の「撤回」という言葉に「守る会」代表の片山友子さんは「私たちにとってここは生活の一部。安心しました」とうれし涙を流した。

利用者にとって何よりの朗報。だが、そもそもこのような心無い廃止通告さえなければ、彼女たちの苦しみもなかったのだ。

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