「うずみ火講座」岸野さんが秘密法テーマに

2014年最初のうずみ火講座が1月11日、大阪市北区のキャンパスポート大阪で開かれた。講師は京都市左京区の専修寺副住職の岸野亮哉(りょうさい)さん。昨年、特定秘密保護法案が審議されているさなか、1人プラカードを持って四条大橋で反対のアピール活動を行なった経験を持つ。法案は成立したが、「なくすために声を上げ続けなければ」と訴えた。

岸野さん=撮影・門哉彗遥さん

岸野さん=撮影・門哉彗遥さん

岸野さんは「寺にも身元調査に来る可能性がある」と懸念する。「江戸時代からのことが記入されている檀家帳というものが寺にはある。言ってみれば顧客リスト。檀家の先祖の情報が全て記述されている。父親には『人に見せるもんじゃない。もし、聞かれたとしても決して答えるもんじゃない』と教えられた。しかし、回答義務を課せられた時、どこまで守れるか」

写真家としてもイラクやスリランカに赴き、取材を重ねてきた岸野さん。「戦地で写真を撮るようになったのは『宗教は戦争の原因か』知りたかったから。イラクには単独で入り、ビルマ(ミャンマー)、スリランカは行けるところまで行った。その中で伝えるということがどれだけ大事か知った」という。

「特定秘密保護法は戦争をするといっているわけではない。しかし、戦争のできる国にしたいんだろうなと思う。写真は今後、規制がかかる可能性がある。しかし、私たちはまだまだ自由な立場にある。言うべきことは言っていかなければならない」(箕面市・鈴木祐太)

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