「君が代条例は違憲」元教諭提訴

卒業式で君が代を起立斉唱しなかったとして減給処分を受けた大阪府立高校の元教諭、辻谷博子さん(61)が1月20日、大阪府に処分の取り消しなどを求める訴訟を大阪地裁に起こした。

会見する辻谷さん。

会見する辻谷さん。

大阪府では2011年、教職員に君が代斉唱時の起立を義務付けた全国初の条例が成立。府教委は教職員に対し、入学式や卒業式での君が代の起立斉唱を命じる教育長通達を出している。辻谷さんは昨年3月、勤務先の高校の卒業式で君が代を起立斉唱せず減給処分。また、再任用も拒否された。

訴状では「府条例は思想良心の自由を保障した憲法19条に違反する」などと主張。提訴後の会見で辻谷さんは「この強制の後にどんな教育が待っているか気がかり。違憲条例をこのままにしておけない」と訴えた。(栗原)

 

Comments Closed