カテゴリー別アーカイブ: 01.新聞うずみ火表紙

「新聞うずみ火」101号発送しました!

101号表紙

101号表紙

暦のうえでは春ですが、強力な寒気が猛威を振るっています。先日の大雪に見舞われた皆さま、大丈夫でしょうか。お見舞い申し上げます。「新聞うずみ火」101号、きょう発送いたしました。今回からレイアウトをリニューアルしています。紙面でご確認いただけたら幸いです。

さて、今回の一面はいま連日、報道されない日がないほどになった「NHK問題」です。籾井勝人会長、さらには百田尚樹、長谷川三千子両経営委員の一連の発言が波紋を広げています。本来、不偏不党・公正公平であるはずの公共放送にもかかわらず、いまや実態は「安倍さまのNHK」と揶揄されるほどに。NHKはどこにいくのか――。2001年のETV番組改変問題の際、番組担当プロデューサーだった永田浩三武蔵大教授にインタビューしました。矢野、栗原の合作です。

高橋宏の「今月の核」は先月に続いて「エネルギー基本計画」について。現在の事務局案は、「安全性」が強調されていることを除けば、福島第一原発以前に策定されたものと何ら変わっていません。しかもこれに対するパブリックコメントも、1ヶ月で1万9千件が寄せられたものの、締切から1ヶ月以上が経っても集計結果はおろか、内容も公表されていないということです。原発再稼働に前向きな安倍政権のもと、事務局案はこのまま閣議決定される可能性が高いということです。果たしてこのままでいいのでしょうか。

西谷文和の「世界で平和を考える」も今回は原発がテーマ。ずばり「戦争と原発」がテーマです。戦争と原発の共通性は「背後に莫大な利権があり一部の人が甘い汁を吸ってること、両者ともウランを使って地球を汚していること、そして差別」だと西谷は指摘します。アフガンやイラクで取材し、傷つく子供たちの姿に接してきた西谷の「現場の目」はあってこそのレポートです。

ヤマケンこと山本健治さんの連載「どないなっとんねん!」は阪市長の「出直し市長選」がテーマ。これまでも毎回のように橋下維新について斬ってきたヤマケンさん。いきつくところまでいった勝手気まま・独裁ぶりを〈「橋下大阪場所」哀しい独り相撲〉とばっさり。〈結局頭の中にあるのは自分のことだけで、大阪市のことなど何もないことがはっきりした。こんな人物、一日も早く大阪の府市政、国政から手を引いてもらいたい。それが不眠、市民のためだ〉とヤマケンさん。同感。

ジャーナリストの粟野仁雄さんは「佐村河内守氏」騒動について一文を寄せてくれました。文筆の世界でのゴーストにまつわる実体験も紹介しつつ、感動物語を演出したメディアの責任も問いかけています。このほか「こちらうずみ火編集部」では、矢野が京都地裁ではじまった原発避難者訴訟を。栗原は再審無罪となった在日元「政治犯」を取材しました。今月も盛りだくさんです。どうぞよろしくお願いします。