カテゴリー別アーカイブ: 01.新聞うずみ火表紙

新聞うずみ火100号を発送しました

新聞うずみ火 100号

新聞うずみ火 100号

1面は<国に「反旗」 保守層にも/「移設」反対 名護市民の選択>。辺野古への「移設」の是非が最大の焦点となった沖縄・名護市長選挙は、「移設」反対を掲げた現職の稲嶺進さんが大勝、再選を果たしました。注目点の多い選挙ですが、記事では、稲嶺支持に回った保守層の動きをクローズアップ。栗原が市長選告示前後の名護で取材してきました。

今年は阪神大震災から19年。関連し、一冊の絵本を取り上げました。タイトルは「優しいあかりにつつまれて」。震災で1歳半の息子を亡くした西宮市の女性が、東日本大震災で8カ月の息子を津波で流された仙台市の女性と一緒に紡いだ作品です。栗原が2人に話を聞きました。

高橋宏の連載「今月の核」は、福島第一原発事故以降も止まらない「原発推進の動き」について解説しています。高橋は、その根本的要因の一つとして国が策定している「エネルギー基本計画」をあげています。13年度中に新しい基本計画が閣議決定される予定ですが、「原子力は重要なベース電源」と位置付けた前回までの計画をほぼ踏襲した内容になるとみられるそう。東京都知事選、再稼働問題なども含め、原発をめぐる論議が一層高まる年になりそうです。

西谷文和の連載「世界で平和を考える」は「イラクからのメール」と題し、友人のイラク人ジャーナリスト・イサームさんとのやりとりを紹介。《私の国は崩壊しつつある。今日は昨日より悪くなっていく》というイサームさんはバグダッド在住。政府によるスンニ派への迫害などを生々しく綴り、いいます。《大手メディア、米国発の報道を信じないでほしい》と。事実、「常識」を覆される内容です。

ヤマケンさんこと山本健治さんの「どないなっとんねん」は2014年を「日本と大阪の将来にとって決定的な分岐点になるだろう」と占います。理由は三つ。安倍政権が改憲に向けて具体的なスケジュールを進めようとしていること。橋下「大阪維新」が大阪都構想実現の正念場にしようとしていること。そして原発廃棄=原発ゼロに向かうかの正念場であること。なお、ヤマケンさんは昨年12月に70歳。<もうそろそろ隠居するかと思っていたが、こんな状況では、とても隠居している場合ではない。「原発ゼロ」で東京都知事選を闘うといっている二人は76歳と72歳。筆者も負けてはおれない>。ヤマケン節に、ますます期待です!

ジャーナリストの粟野仁雄さんは北九州で元ホームレスの人たちでつくる「生笑(いきわら)一座」をレポートしてくれました。いじめや体罰などを苦にした子どもが自らの命を絶ってしまう――。一座は、「生きていればきっと笑える日が来るはず」と、若者たちに自らの壮絶な体験を実名で伝え、励ましています。