書籍・DVD

書籍

「大阪IR・カジノ誘致を止めるための次の一手」連続講座がブックレットに

新聞うずみ火が昨年開講した「大阪カジノを考える連続講座」をベースにしたブックレット「大阪IR・カジノ誘致を止める次の一手」が、せせらぎ出版から刊行された。

講師は3人。阪南大教授で「カジノ問題を考える大阪ネットワーク」代表の桜田照雄さんが「夢洲カジノ問われる誘致の是非」と題して「大阪カジノは日本最大のパチンコ屋になる」と訴え、立命館大教授で地方財政学が専門の森裕之さんは「カジノ・夢洲整備で大阪は破たんする」として「まるでハゲタカファンドと契約するようなもの」と指摘。反カジノの論客で前堺市議の野村友昭さんは「大阪カジノ・IR計画を止める次の一手」について、4月の統一地方選を争点にと力説した。

なお、出版に当たっては、その後の情況の変化に応じ、加筆・訂正いただいた。

また、3人の講演録に加え、父や弟がギャンブル依存症になり、その怖さを身近で体験した堺市中区の山口美和子さんの話を紹介したほか、「IR・カジノ年表」も添えている。

大阪IR・カジノをめぐっては、大阪府が昨年4月に申請した「区域整備計画」を国の有識者委員会が審査している。府と市は当初、昨年秋ごろには認定されると想定していたが、国の結論は越年した。理由は夢洲の地盤への懸念だ。有識者委員会は軟弱地盤などの知見を有する3人をオブザーバーに選定した。

カジノを許せば地盤が、大阪の経済が、私たちの暮らしが沈む。この問題をおさらいする一冊だ。定価660円。

DVD

大阪大空襲の証言DVD ピースおおさかに寄贈

新聞うずみ火は1215日、平和学習に役立ててもらうため、クラウドファンディングを利用して制作した大阪大空襲の体験者の証言DVD5枚を大阪市中央区の大阪国際平和センター(ピースおおさか)

に寄贈した。

 映像に登場するのは、1945年7月10日の堺大空襲(第6次大阪大空襲)で母親と3歳の弟を亡くした大阪府茨木市の浜野絹子さん(83▽12歳の時に第3次大阪大空襲に遭い、家族と離れて一人で逃げているときに爆弾の破片で右ひざに大けがを負った兵庫県西宮市の小林英子さん(90▽45年3月13日深夜からの第1次大阪大空襲で父親を亡くした大阪府吹田市の森永常博さん(89▽13歳の時に第1次大阪大空襲で母親と弟を亡くし、自身も顔や手足に大やけどを負った大阪市住吉区の伊賀孝子さん(享年91)。「大阪戦災傷害者・遺族の会」代表だった伊賀さんは撮影から2カ月後の11月に亡くなった。

 伊賀さんの「最後の証言」と他の3人の証言DVDはピースおおさかで視聴できるほか、うずみ火でも小中学校や高校に無償で貸し出し、平和学習に役立ててもらうことにしている。

DVD

「黒田清さんを追悼し、平和を考える集い2021」のDVD発売中 うずみ火商店では「新古本市」実施中

この夏の「黒田清さんを追悼し、平和を考える集い2021」から2ヵ月。松崎菊也さん、石倉直樹さんによる風刺&コントライブがDVDになりました。菊也さんの都々逸による「政界めった切り」、直樹さん演じる「不愛想タロウ」、私、矢野も飛び入りで「この広い野原いっぱい」の替え歌を披露しました。「河野太郎のひどい失敗 策尽きて ひとり残らず ワクチン打たす 甘い考え 白紙にして…」

松崎菊也さん

石倉直樹さん

石倉直樹さん

 

11000円(送料、消費税込み)。お申し込みは、「うずみ火商店」からもできます。

 

https://uzumibi.thebase.in/items/52534935

 

なお、うずみ火商店は新古本市を開催中。取材のために購入しながら積読になってしまった本などを定価の半値ほどで販売しています。この機会にどうぞ。ん、本音は事務所を片付けたい? はい、ご協力をお願いします。

 

書籍

ブックレット「住民投票までに知っておくべき嘘と真」発売中

新聞うずみ火が7月から開講している「『大阪都構想』を考える連続講座」を一冊のブックレットにまとめ、せせらぎ出版から刊行した。

元大阪市議の柳本顕さん、ノンフィクションライターの松本創さん、立命館大教授の森裕之さんの3人が、それそれの立場から「都構想」とは何なのか、わかりやすく解説している。

税込み500円(送料別)

DVD

黒田さん追悼風刺ライブDVDができました

松崎菊也さんと石倉直樹さんを招いての「黒田さんを追悼し平和を考える集い」のDVDが完成しました。

アブナイゾウ総理、ブアイソウ副総理も出演して1枚1500円。

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