花団治さんと語る

大阪大空襲の伝承

  真宗大谷派大阪教区教化委員会主催「戦争展実行委員会公開講座−−−−戦後80年 次の世代に『あの日の大阪』を伝えていくために」が3月10日午後2時~、大阪市中央区の難波別院同朋会館で開かれる。落語家の桂花団治さんが伝戦落語「じいじの桜」を披露し、矢野が「大阪大空襲の実像」と題して講演する。

伝戦落語は、花団治さんが大阪大空襲で亡くなった先代(2代目)に思いをはせ、戦争を次の世代に伝えていくために創作した落語。大阪城公園には、かつて東洋一の軍需工場と言われた大阪砲兵工廠があった。敗戦前日、最後の大空襲を受けて壊滅した。近年植樹された桜を題材にして大阪城公園の姿をたどる。

「戦争体験のない僕たちができること」と題して花団治さんと対談もある。入場無料。

 

大阪損保革新懇講演会

「能登半島地震の現状」

大阪損保革新懇主催の講演会が3月14日午後6時半~、大阪市中央区の「アイクルの部屋」で開かれ、矢野が「能登半島の現状と日本の病巣」と題して講演する。

大阪損保革新懇は、損害保険業界の民主的な発展を目指し、1998年10月に発足。講演会は立場の違いを超えて損保の仲間が広く結集する場と考え、取り組んできたという。

会場は、地下鉄「堺筋本町駅」⑫番から徒歩3分、堺筋を北へ230㍍。参加協力費1000円。