9月の「うずみ火講座」は6日(金)午後6時半、大阪市此花区西九条のクレオ大阪西で開講します。講師は、在日朝鮮人史に詳しい元府立高校教員で関西大非常勤講師の塚崎昌之さん。「韓国はなぜ『徴用工』問題にこだわるのか~大阪の朝鮮人強制連行から考える」と題して、日韓関係悪化の主因である徴用工問題について語っていただきます。
泥沼化する日韓関係。韓国でも訪日旅行を控える動きが広がっており、7月に日本を訪れた韓国人旅行者数が前年の同じ月と比べて7・6%も減ったと、観光庁からの発表があったばかり。 徴用工問題をめぐる政治的対立は経済活動だけでなく、市民生活にまで悪影響を与えており、札幌や対馬など、地方の観光地が打撃を受けています。「報復政策」が招いたにもかかわらず、批判が韓国に向けられているのが実情です。
そもそも、徴用工とは何か。どのような運命をたどったのか。感情的な韓国バッシングに乗せられることなく、冷静な目で「過去」を学びたいと思います。

【日時】9月6日(金)午後6時半~
【会場】クレオ大阪西の多目的室(JR・阪神「西九条駅」から徒歩4分)
【資料代】読者1000円、一般1200円、学生・障害者700円