2020年のスタートを飾る1月の「うずみ火講座」は10日(金)午後6時半から大阪市此花区西九条のクレオ大阪西で開講します。

20年にわたってイラクやシリアを取材しているジャーナリストの玉本英子さんを講師に迎え、「取材映像から知るイラクやシリアの現状」と題して講演してもらいます。

玉本さんからこんなメッセージが届きました。

「昨年10月上旬、アメリカのトランプ大統領は突然、シリア、トルコ国境地域の米軍部隊を撤収させました。これを受け、シリア北部のクルド勢力を『テロ組織』とみなすトルコが越境攻撃を開始、空爆や砲撃で住民の死傷者が相次ぎ、10万人を超える人たちが避難民となりました。一方、隣国トルコでは過激組織「IS」に迫害され、拉致された少数宗教ヤズディ教徒の子どもたちが解放後も苦しい状況に追い込まれています。シリアやイラクで何が起きているのか、人々はどんな思いでいるのか。同じ時代を生きる人々の現実を知り、戦争と平和について一緒に考えてみませんか」

【日時】2020年1月10日(金)午後6時半~

【会場】クレオ大阪西2階の研修室(JR・阪神「西九条駅」から徒歩4分)

【資料代】読者1000円、一般1200円、学生・障がい者700円

【申し込み】新聞うずみ火 uzumibi@lake.ocn.ne.jp

講演会終了後、近くの居酒屋で玉本さんを囲んで、新年会の予定です。