核の脅威が高まる今だからこそ、被爆について考えてみませんか。次回のうずみ火講座は8月2日(土)、「芦屋市原爆被害者の会」の会長を務める千葉孝子さん(83)を講師に迎え、大阪市北区のPLP会館で開きます。演題は「核兵器廃絶へ 被爆者として生きて80年」

千葉さんは3歳で、爆心地から2・5キロ離れた広島市南千田町(現中区)の自宅で被爆し、生き埋めになりました。幼いころは病弱で、芦屋に移った後も放射能の影響におびえる日々だったそうです。2006年に93歳で亡くなった母、副島まちさんは生前、「兵庫県原爆被害者団体協議会」の理事長として、被爆者の救済に奔走。千葉さんは思いを受け継ぎ、国内外の平和運動に参加しています。

千葉さんは「核兵器が存在する限り、安心安全な地球はない」と話しています。

【日時】8月2日(土)午後2時半~4時半

【会場】大阪市北区のPLP会館4階(最寄り駅はJR環状線「天満駅」、地下鉄堺筋線「扇町駅」)

【資料代】1200円、読者1000

 9月の集いは13日(土)午後2時半からPLP会館4階で開催します。講師、テーマは次号で。