8月12日(月)のMBSラジオ「ニュースなラヂオ」はナイター中継の後、30分後のスタート。30分間の短縮バージョンですが、より充実した番組をお届けします。
戦争特集の第2弾は、学徒出陣した元特攻隊員の岩井忠熊・立命館大名誉教授(96)の講演を取材した亘佐和子記者のリポートです。
戦局が窮迫した1943年、岩井さんは京都大に進学してまもなく、徴兵猶予停止により学徒出陣で海軍へ配属される。横須賀第二海兵団(後の武山海兵団)、海軍航海学校と進み、44年10月に特別攻撃隊(特攻隊)を志願。卒業とともに海軍少尉に任官し、「第39震洋隊」の艇隊長に任命される。
震洋隊とは、ベニヤ板の高速モーターボートに250㌔爆弾を積み、敵の輸送艦に体当たりして撃沈するための部隊である。