2月10日(月)のMBSラジオ「ニュースなラヂオ」は、いま話題のドキュメンタリー映画『プリズン・サークル』の坂上香監督をスタジオに迎え、話を伺います。
取材許可まで6年、撮影2年。初めて日本の刑務所にカメラを入れた圧巻のドキュメンタリー。
映画の舞台は、島根県浜田市にある官民共同運営の刑務所「島根あさひ社会復帰促進センター」で、現在約1100人が収容されています。
坂上監督は2014年8月から16年7月、受刑者たちが臨床心理士らの支援を得て、生い立ちや家庭環境、犯した罪などを語り合う姿を撮影した。
映画は特殊詐欺やおやじ狩りなどで服役する4人の若い受刑者を中心に展開されます。彼らは子供時代に虐待やいじめなどの体験があり、坂上監督は「犯罪者の大半は子ども時代に被害経験がある」と話しています。