沖縄県名護市辺野古の新基地建設のための埋め立ての賛否を問う県民投票が2月24日投開票され、埋め立て「反対」が43万4273票に上り、投票総数の7割を超えた。県民が新基地建設に対して明確に「NO」を突きつけたにもかかわらず、政府は埋め立て工事を粛々と進めるなど、対立は深刻化しそうだ。
辺野古埋め立ての賛否を問う県民投票と同日を目指した石垣島の住民投票の実現はかなわなかった。住民の合意がないまま、なし崩し的に進む陸上自衛隊配備計画の賛否を問うべく、若者らが奔走。有権者約4割の署名を集めたが、今月1日の市議会は住民投票条例案を否決した。着工が迫るなか、それでも若者たちは諦めず、議員発議による条例制定を目指し3月議会に望みをつないでいる。
北方領土と言えば、「不法占拠だ」「火事場泥棒」「4島を返せ」などと右翼団体の街宣車が旧ソ連、ロシアを罵倒して大音響でがなりたてる姿を想起する。それどころか筆者には、「北方領土イコール右翼街宣車」くらいのイメージだった。
ところが…
ここ最近、何度も書いているので、自分でもイヤになるが、安倍首相をトップとする日本の政治と行政は落ちるところまで落ちた。絶対的多数・一強体制で「タガが緩んだ」状態どころか、「タガが外れ、完全に壊れた」状態である。
救護所の悲惨な状況に身を置いていた恵美子(河内桃子)は、意を決して尾形(宝田明)に「重大なお話があるんです」と、人気のない階段の踊り場に向かう。恵美子は「もう黙って見てはいられません。私は喜んで裏切り者になります」と言い、萩原記者(堺左千夫)と芹澤博士(平田昭彦)の研究所を訪ねた際に目撃したことを話し始めるのであった。
新聞うずみ火主催の「うずみ火講座」が2月9日、大阪市此花区西九条のクレオ大阪西で開かれ、20年以上中東の紛争地で取材を続ける映像ジャーナリストの玉本英子さんが「IS支配地域はいま」と題して講演した。玉本さんはフリージャーナリスト集団「アジアプレス」所属。過激派組織「イスラム国(IS)」撤退後のシリアやイラクでの最新映像を交え話してくれた。講演要旨をお届けする。
森友学園問題を考える会主催の集会「今だから語りたい!森友問題の『真実』」が2月2日、大阪府豊中市のアクア文化ホールで開かれた。会場には500人を超す市民らが集い、近畿財務局の元職員2人とNHK記者時代に森友問題を追いかけた大阪日日新聞論説委員の相澤冬樹さんが語る森友問題の本質に聞き入った。
沖縄戦「集団自決」を生き延び、反戦を訴え続けた那覇市の宮里洋子さんが2月4日午前9時15分、亡くなった。78歳だった。
地政学の視点から、世界経済の先行きを考えてみます。
建築業の彼女の兄が軒を伸ばして店を作ってくれた。当時、集落には5、6軒の雑貨店があったけれど、みんな卸の人から仕入れをしていた。それで彼女は自分で仕入れて1円でも安くと那覇の農連市場に仕入れに行くことにした。人と変わったことをしないと。そう考えたという。
児童虐待のニュースを聞くたびに胸が痛む。なぜいたいけな子どもを親が虐待し、死なせたりするのか? こういうニュースを見るたびに、落語家の師弟愛を思い浮かべる。血のつながりの有無にかかわらず親子とは? 人と人の結びつきとは?と考える。
1970年代から80年代はアイドル全盛時代であった。「アイドル(idol)は『偶像』と訳す。崇拝される人や物のこと。ギリシア語のeidolon、ラテン語idolumに由来」とあり、「転じて、人気者の意となり、現在ではテレビや雑誌にしばしば登場する歌手、タレントをいう」(『日本大百科全書』小学館)とある。
実家の荷物の片付けをしていると、時代の移り変わりを感じます。大量に出てくる内祝いの品は、それだけ結婚や出産のお祝いをしてきたということ。品物の数だけ付き合いがあったわけです。
公益財団法人「政治資金センター」が3月16日、大阪市北区茶屋町の毎日放送で「みんなで調べよう 政治とカネ」政治資金セミナーを開く。
東京電力福島第一原発事故から8年。汚染水処理はどうなっているのか。廃炉作業はどこまで進んでいるのか、3月のうずみ火講座は9日(土)午後2時から原子力の安全性を問い続けた京大原子炉実験所研究員で「熊取6人組」一人、今中哲二さんを講師に迎え、大阪市此花区西九条のクレオ大阪西・研修室で開きます。