新聞うずみ火6月号は「憲法9条と基地受け入れ」甲子園球場200個分、常駐する米軍機120機。拡張工事費8000億円かけて極東最大級の航空基地となった米軍岩国基地(山口県)。朝鮮半島まで300㌔と近く、有事があれば出撃基地になることは間違いないという。「愛宕山を守る会」代表の岡村寛さん(74)は言う。「米朝が一触即発になった時、在日米軍基地が標的になるという情報があり、市民の不安は高まりました。この基地は北朝鮮のミサイルの射程内にあり、真っ先に狙われる所です。市民を守るものではありません」。ミサイルによる攻撃を受ける時代、基地は最大級の無駄遣いなのではないか。陸上自衛隊配備計画が進む沖縄県石垣市の実情とともにお伝えする。
(矢野宏)