新聞うずみ火10月号は特集「北海道地震と台風21号被害」台風21号で雨をたっぷり吸った翌9月6日、北海道胆振(いぶり)東部を震度7の直下型地震が襲った。土砂崩落で36人が亡くなった厚真町にジャーナリストの粟野仁雄さんが入り、その惨劇を紹介するとともに、札幌市清田区での「乱開発が招いた液状化」の実情を報告。また、台風21号で深刻な被害を受けた関西国際空港について、関西大学社会安全研究センター長で災害研究の第一人者、河田惠昭さんに私が話を聞いた。 このほか、旧満州からの引揚者の俳優・宝田明さんにインタビュー。12歳まで暮らしたハルピンで見たソ連侵攻による惨状を語っていただいた。(矢野宏) ※写真は、札幌市清田区の液状化現場