178号となる新聞うずみ火8月号を発送した。

1面は、ジャーナリストの粟野仁雄さんによる「熊本南部豪雨ルポ」。

続いて、甚大な被害を出した八代市と津奈木町の読者に安否確認。介助なしでは動けないYさんは「球磨川のダム放流」の知らせに不安感を抱きながら車中避難したものの、皆さん無事だった。

コロナ専門病院となった大阪市立十三市民病院のその後を西口幸雄病院長にインタビュー。727日に外来診療を再開させる背景には「5月だけで38000万円の赤字です」

新型コロナの感染拡大は介護現場にも深刻な危機をもたらしている。特別養母老人ホームで働く23歳の女性職員に話を聞いた。コロナを感染させないか、感染しないかの不安の中での勤務だった。にもかかわらず、夏のボーナスは5万円もカットされたという。このままでは高齢化社会を支える基盤である介護崩壊も近いのではないか。

ヘイトハラスメント訴訟で「会社の人格侵害認定」のほか、沖縄の在日米軍基地内での感染者増加について、キャンプハンセンを抱える金武町の元町長に話を聞いた。

読者からの手紙には、医師からの現場報告も。