新しい年が明け、2021年を迎えました。
新型コロナウイルスの感染が猛威を振るう中で、往来は制限され、集うことも困難な状況が続きます。
それでも、今年は空襲体験者の証言DVD制作に取り組みます。体験者の「記憶」を「記録」に残すことで、コロナ禍で中止が相次いだ小中高校での平和学習に役立ててもらえれば、と考えています。
今年読み終えた、むのたけじさんの著書「希望は絶望のど真ん中に」の中にこんな一文がありました。
「ジャーナリズムは民衆生活の朝夕の相談相手。個体と全体をつなげる絆の一本」
「物書きとして望むのは、確実に一人の人に読まれること。その人と私とに思いの交流が起こったら連帯の始まりだ」
創刊16年目に突入する「新聞うずみ火」ですが、原点を忘れないようにしなければ…。
この1年、皆さんと笑える日がたくさんありますように。
今年もよろしくお願いします。