30日のMBSラジオ「ニュースなラヂオ」で仕事納めの予定でしたが、大晦日も事務所で一人、雑務に追われています。
この1年を振り返ると…
仕事始めは1月3日のラジオ関西「時間です!林編集長」で、7日のMBSラジオ「ニュースなラヂオ」から本格始動。阪神・淡路大震災24年の取材の後、JR貨物労組学習会で2019年初講演。翌18日は「うずみ火講座」。「強制動員真相究明ネットワーク」事務局長の中田光信さんを講師に招き、元徴用工材版について語ってもらう。
2月11日には奄美大島で講演。15日には滋賀県立膳所高校で今年も2年生440人を対象に平和学習。新聞うずみ火3月号は沖縄県民投票を入れるため、4日延ばして27日に。恩師である黒田清さんが主宰した「窓友新聞」と並ぶ161号。
3月1日から韓国取材。日本の植民地支配に抵抗して起きた「3・1独立運動」から100年。民主化原点の旧西大門刑務所などを見学。20日には新潟の真宗大谷派三条別院で、1月に亡くなった瀧本邦慶さんに代わって講演。「元海軍兵97歳 瀧本さんの体験を語り継ぐ」
4月25日はJR福知山脱線事故から14年。被害者や遺族に寄り添うJR西労主催のシンポジウムでコメンテーターとして出演。夜、ネットラジオ「路上のラジオ」を立ち上げた西谷文和さんからの依頼で「うずみ火ラジオ」コーナーを担当。天皇代替わりの近づき、29日のMBS「ニュースなラヂオ」では「平成特番2時間スペシャル」。
5月に入り、元特攻兵で立命館大名誉教授の岩井忠熊さんに「天皇代替わりと祭祀」について話を聞き、新聞うずみ火6月号で伝える。「国民にとって重大な問題が隠れてしまわぬように」。27日に原発の危険性を訴え続けた「熊取6人組」の一人、小林圭二さんの訃報が。
6月5日にヒルトンホテルで開かれた「大阪そねざきロータリークラブ」の例会で講演。これまでとは違う世界があることを知る。21日からは沖縄慰霊の集い。「やんばるの沖縄戦」をテーマに、沖縄タイムス記者の謝花直美さんの案内で北部の戦跡をめぐる初の試み。29日には動楽亭で「第4回うずみ火寄席」。元MBSアナウンサーの水野晶子さんが「堪忍袋」で高座デビュー。
7月に入ると、平和学習で各学校を回る機会が増える。2日枚方・招堤北中、3日枚方・渚西中、5日枚方・蹉跎中。11日には八尾市教委主催の「人権学習講座」で講演。21日は参院選投開票日。MBSラジオ「ニュースなラジオ」でも開票特別番組。自民党の岸田文雄政調会長、立憲民主党の枝野幸男代表らに電話で話を聞く。28日は埼玉読者会に参加。
8月も平和学習で2日大阪・三陵中、6日大阪・平野中。3日は昨年に続き、NPOみなと主催の「第19回大空襲の体験を語る会」で講演。10日には豊中市で「黒田清さんを追悼し、平和を考える集い」。今回も松崎菊也さんと石倉直樹さんによる風刺ライブで大笑い。空襲被災地取材も先月の和歌山に続き、岐阜県大垣市と広島県福山市、甲府市を相次いで訪ねる。
9月8日は、MBSラジオ「ニュースなラヂオ」でトークキャラバンのため来阪した沖縄県の玉城デニー知事にインタビュー。16日に緊急集会「どうする日韓 どうなる米朝」でコメンテーター発言。28日にはあいちトリエンナーレ取材。
10月に入ると、三つの大型台風が列島を襲い、東日本を中心に大きな爪痕を残す。12日に予定していた生野フィールドワークも中止。21日のMBSラジオ「ニュースなラヂオ」で「なぜ、堤防は決壊するのか」と題して京大名誉教授の今本博健さんに話を聞く。「国交省はダム建設に力を入れ、堤防強化をおろそかにしてきた」。27日に開かれた元関電争議団の「電力労働運動近畿センター20周年記念の集い」で挨拶。
11月4日のMBSラジオ「ニュースなラヂオ」はラジオとは無縁の世界に住む「手話エンターテイメント発信団oioi」のメンバー。「耳が聞こえない友達がいますか」。16日には台風19号の被災地の一つ、福島県いわき市にようやく入る。「見えぬ先行き 疲労増す」とのタイトルで新聞うずみ火12月号の1面を飾る。23日には「第24回平和を訴えるコンサート」で日韓問題を講演した後、反戦歌2曲を披露。
12月に入ると、東京・埼玉・大阪で読者との忘年会。6日は滋賀県人権センター主催の研修会で広報誌作りの実践講座を担当。17日には今年最後の平和学習会。大阪・御幸森小学校で6年生に空襲について語る。26日のラジオ大阪「里見まさとの早起き情報スタジオ」収録。30日のMBSラジオ「ニュースなラヂオ 2019年末スペシャル」で今年の仕事納め(?)
皆さん、お世話になりました。それでは、よいお年をお迎えください。(矢野)